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星種豚場

有限会社星種豚場 〒324-0613 栃木県那須郡那珂川町馬頭2444

茶色豚

★豚のブリーダーとして

星種豚場では、ばとう手づくりハム工房で原料として使用している優良な種豚を主に飼育しています。たとえばデュロック種(茶褐色毛の豚)で言うと、産肉能力が高く、肉質の良い、さらにはサシ(筋中脂肪)が入りやすい品種として生産者の間では知られています。

うちの種豚のユーザーである某大手ハム・ソーセージメーカー役員の方にコメントをいただきました。
『星さんの育てた種豚は日本でもトップクラス。そのおかげで生産した肉豚の評判もかなり良いものです。また、このレストランで食べるとんかつもかなりの水準の高さなのでは?」
のような嬉しいお言葉もあります。

というわけで、(有)星種豚場は、種豚のトップブリーダーとして生産者の方々に優秀な遺伝子を提供しているのです。


人口授精用チューブ

★人工授精用精液

左の写真はチューブに充填された豚の人工授精用精液です。
最近では、日本の殆どの生産者が人工授精による交配法を取り入れています。(有)星種豚場では日本全国、北海道から九州まで改良を重ねた優秀な種豚の精液を毎日配送しています。
この人工授精用精液の販売本数は年間4万本!!
お母さん豚が肉豚になる子豚を約10匹生んだとして?・・・
4万本×10匹=40万匹!!の子豚を誕生させている計算になります。
こうしたたくさんの肉豚を生産するにはまず、確実に受胎させる必要があります。そのためには、元気な精子が生産者に届いているかを確認しなければなりません。
よって365日、顕微鏡で精子の状態をチェックしているのです。

超音波画像診断装置(スキャナ-)

★ん?何してるの?!

これは種豚の能力をしらべているのです。約5カ月間育てられた種豚を、超音波画像診断装置(スキャナ-)を使ってロースの断面積・背脂肪の厚さを測定します。他にも体重などを調べて種豚1頭1頭の特徴をデータ化し、系統ごとの能力を分析するのです。

★どうして分析する必要があるの?

肉豚の取引方法はさまざまですが「格付け」を基に取引されるのがほとんどです。格付けは「上・中・並」と評価されますが、生産者は売価の良い「上」の規格内に入る肉豚を育てようとします。
例えばさきほど測定した背脂肪の厚さも格付けに影響します。なので、各生産者のニーズに応えられるように背脂肪の厚くなる系統・薄くなる系統の種豚を創っておけば、生産者がどの系統の精液・種豚を選べばいいのか容易になる訳です。